従来、携帯端末を使って電子メールをやり取りする場合は、キャリアメールを利用するのが一般的でした。

キャリアメールとは携帯電話を取り扱う事業者から割り当てられるメールアドレスのことで、パソコン用のプロバイダメールと基本的には同じ通信方式を採用しています。その一方で、2000年代以降になって新たなメールサービスの普及も進んでいます。それがMMSです。MMSはMultimediaMessagingServiceの略語で、SMSの後継とも言えるサービスです。

SMSはShortMessageServiceという古くからあるサービスで、相手先の電話番号あてに最大70文字(文字の種類によって上限は異なる)のテキストメッセージを送れるというものです。これに対してMMSは独自のメールアドレスを取得し、テキストメッセージの他に画像ファイルなどもやり取りすることができます。さらにパソコンのプロバイダメールとの通信も可能です。

つまり、キャリアメールとほとんど同じ使い方ができるわけです。では、キャリアメールとの違いは何かというと、簡単に言えばサービスの成り立ちです。実は世界的に見ればMMSの方が以前から幅広く普及しており、キャリアメールは日本独自の通信方式として進化を遂げてきました。しかしグローバリゼーションが進み、国境を越えた情報通信が頻繁に行われるようになってきたことから、日本の携帯事業者もMMSを採用するようになったのです。

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